こんにちは。5月です。
闇風の寄稿による奇行を記した紀行が帰航しました。
突然ですが、5月28日(金)が何の日だったか皆さんご存じでしょうか?
そう、あのポケモンカードゲームの新弾である強化拡張パック「イーブイヒーローズ」の発売日です。
そんなわけで、私はこの日を待つ数日間このためだけに生きてきたと言っても過言ではありません。
今回はそんな一日を過ごした日常のメモをお届けします。
イーブイヒーローズとは?
強化拡張パック「イーブイヒーローズ」 | ポケモンカードゲーム公式ホームページ
イーブイヒーローズとは、その名の通りイーブイとその進化形をメインとしたパックであり、その人気は絶大なものとなっています。
そもそも最近のポケモンカードは転売をはじめとして人気が急上昇し、需要が高まってる状態であり、新弾が出るたびに品薄状態になってしまうという状況が続いています。
そんな中で発売される人気カードゲームの人気キャラクターメインの弾となれば売れないわけがありません。
実際に、ポケモンセンターオンラインでの予約開始時にはサーバーがダウンし、その中をくぐり抜けた猛者と転売ヤーのみが予約できたといった状態になり、批判の声がネット上で上がりました。
私もどうにかして予約しようとしましたが、注文までの道のりが険しすぎて脱落させられました。
また、その後新たに対策が取られ、予約を先着ではなく抽選予約が始まりましたが、クレジットカードを紐付けてないと予約できないので泣く泣く諦めました。
こうしてクレカも持たず予約も出来なかった負け犬の私は、発売当日になんとかして入手するべく長い長い旅路が始まるのであった…
発売前日
正確に言えば発売日前、近くの店舗のTwitterや公式サイトを確認し、販売されるか、何時から整理券が配布されるかなどを調べ、朝早くから出かけることにしました。
また、友人達から売られる場所なども聞き、行くべき店を廻るべく発売日が迫っていくのでした…
発売当日
発売当日、深夜午前3時頃、友人に誘われ深夜徘徊をすることになりました。
と、いうのも、コンビニに入荷されるタイミングが商品搬入時であり、その時間が大体3時頃というため、そのタイミングを狙っていきました。
しかし天気はあいにくの雨、しかも土砂降り。
傘が壊れてるのでとてもじゃないけど外には出たくない状況です。
だけどもポケモンカードのためなら全てを投げ捨てる、その覚悟がある人間だけが購入できる状況な以上、背に腹は代えられません。
…のですが、まあまあな店舗数を廻ったものの、結果は撃沈、予約分以外売られない店や、搬入はされたものの店頭に出す時間は未定という店が多く、結局深夜に買うことは出来ませんでした。
私たちのような深夜徘徊をするキモヲタや転売ヤー対策はしっかりととられていたようです。
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日が昇り時刻は午前5時、朝が来ました。
結局深夜徘徊をした後はシャワーだけ浴びて寝ずに争奪戦に向かうことになりました。
しかし天気はやはり雨、深夜よりマシなものの車を持たない敗北者の私では自転車しか交通手段がありません。
この近辺で一番大手の店では整理券配布という形で先着順だったため、配布時間よりも早く家を出、1時間半前には店に着くことが出来ました。1番目で。
結局雨はやまず、スマホをいじって電池を消耗させたくないため待ち時間をぼうっと過ごすだけ、しかし寒い。
5月も終わりという季節ですが、雨ということで気候も寒い状態で、薄着ではないのに正直寒い。
そしてムゲンダイナ時間のようにも感じるほどではない時間を過ごし、開店するときが来ました。
そもそも今回私が一番狙っているのはこちらの商品、
このスペシャルパックにしか入っていないブースターVMAXがめちゃくちゃ欲しい、ということでここまで頑張ってきました。
しかし問題はスペシャルパックは4種類の中からランダム、つまり買えない商品でガチャを引かなければならない、といった絶望的な悪徳商法なのです。
カードの効果的には博打的な攻撃するカードですが、ブースターはかわいいから欲しい、それだけです。
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無事にスペシャルパックを確保した後、他の店舗にも廻りました。
しかし、どこの店でも購入制限が設けられており、買える数はかなり少ない状態でした。
様々な店を巡り、時刻はもう昼になろうとしていました。
雨はすっかりとやみ、寒かった気候が嘘のようにムシムシする暑苦しい気候へと変化していきました。
深夜からずっと眠らずに活動していたため、そろそろ疲れも溜まっているところ、もはや売っている店も少なくなっているので帰路につくことにしました。
こうして長い長い紀行が終わりへと迎えたのです。
結果
ここからは結果発表のターン
かなりの距離を移動することになったので下半身もかなり筋肉痛になりましたが、ある程度は確保できました。
結果としては以上の写真の通り、パック16枚、スペシャルセット2つ、デッキ各種1個、
ここから開封していくわけですがその結果は…
微妙
けして良くもなく、かといって悪くも無い、微妙な結果です。
パックは32枚剥いたので、ほぼ1箱と同じなのですが、1箱買うのとバラで30パック買うのではレアリティも変わってきます。
1箱ではレアリティの最低保証があるのですが、バラだと最低保障も無く、最悪の場合レアリティの高いカードが全く出ないこともあります。
では今回の結果はどうかというと、1箱の最低保障(RR3枚、RRR2枚、SR1枚)と全く同じです。
これは運がいいと言っていいのか悪いのか本当に微妙な結果です。
とはいっても最悪のガチャであるブースターVMAXを引けたのは運がいいといえるのでしょう。
あとがき
ということで今回のポケモンカード争奪戦は終了しました。
しかし、その中で犠牲になったものもいくつかありました。
普段体を動かさないおかげで、全身が筋肉痛に、そして家に帰った後はかなり睡魔に襲われ、かなりの時間寝てしまいました。
また、割とショックだったのがエコバッグを落としてしまうという謎の現象、さすがに寝ずにずっと移動し続けていたので疲れからか、ポケットに入れていたエコバッグを落としても気づかないといった失態を起こしてしまいました。
※その後無事に回収できました。自分のかはわからないけれど使ってたのと同じだからまあヨシ?
また、想定よりも買えてないので予算もかなり余り、デッキを組むためにカードを買いました。
そして…
買っちまった。
ブースターVのスペシャルアート版とブースターVMAXを
正直痛い出費ですが、予算が余っているのなら仕方が無い、ということで買いました。
ちなみにこの値段は発売から間もないときだったのでかなり高めの値段になっています。
調べ直したところ、現在の相場では上の画像よりも1000円ほど落ちた金額になっているみたいです。
正直言って待つという選択肢もあったけれどこればかりは仕方ない。
カードゲームも結局株と同じでいつ値が上がるか、下がるかがわからないというのも恐ろしさということなのでしょう。
そして、カードゲームは現物が売られている以上存在する枚数も有限、現在のソシャゲでよくあるガチャも似たような形の販売方法ではありますが、ソシャゲは仮想上のデータであるため、事実上供給は無限にできる、といったところが強みになっているのでしょう。
しかし、サービスが終了すれば残らないデータと現物が存在するカードゲーム、どちらにも良いところがあると私は思います。
自分の中に残った思い出や記憶こそが最も価値のあるもの、他人には値が付けられないプライスレスなものだと私は考えています。
これからの社会の中で、どのように世界が変わっていくかは未知数ですが、自分の悔いが無いように行動することがこれからの人生を豊かにするためのカギになる、
そんな方向性が脱線して着地点を見失い、訳がわからなくなっているのでこの辺りで今回の記事を終わろうと思います。